WSET レベル3は英語で受ける方が良いのか?

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WSET Level3の英語受験は難しい?

こんにちは、ノラッくんです。WSET Level3の受験を検討されている方に、英語受験の方が良いのか、難しいから日本語で受けた方が良いのか、よく質問されます。個人的には、英語がよっぽど苦手という方以外は、英語受験をお勧めしたいのですが、今回はその理由を詳しく説明します。

WSET レベル3とは?

WSET(Wine & Spirit Education Trust)は、国際的に認められたワイン教育の機関で、世界中で賞賛されています。WSETレベル3は、中級から上級のレベルで、ワインの評価、生産、スタイルに関する幅広い知識が求められます。認定試験は4択マークシート50問/記述式解答と、ワイン2種のブラインドテイスティングで、両方に合格すれば資格が取得できます。

レベル3試験の難しさと英語受験のメリット

WSETレベル3試験で、多くの人が苦労するのは、やはり記述問題です。素早く聞かれているポイントを把握し、文章を組み立てる必要があるため時間に余裕がありません。おそらくほとんどの人がギリギリまでペンを走らせることになると思います。限られた時間で文章を書くとなると、英語の方が効率的です。なぜなら、英語は日本語よりも簡潔で漢字を覚えるよりも簡単です。例えば、「果帽」は英語で「cap」、「ブドウの樹の剪定」は「Vine Pruning」です。時間配分が重要となる記述試験では、漢字を含まない英語の方が、記述のスピードが速くなるメリットがあると思います。

国際的な視野とコミュニケーションの重要性

WSETの魅力は、国際的なワイン業界とつながる機会を提供することです。試験で学んだ知識を海外のワイン愛好家や専門家と共有する際、共通の言語でコミュニケーションが取れることは非常に重要です。炭酸ガス浸透法を説明するときに「Carbonic maceration」と言えば、世界中の人が理解できます。海外旅行で、ワイナリー訪問をした時には、きっと英語で覚えたワイン用語が役に立ちます。

レベル3からのステップアップ: レベル4 Diploma

WSETレベル3に合格すると、次はレベル4 Diplomaへのステップアップが考えられます。しかし、レベル4の試験は英語でしか受験できません。したがって、レベル3で英語に慣れておくことは将来の成功に繋がります。

英語の記述問題へのアプローチ

英語の記述問題は難しいパートですが、必要以上に恐れることはありません。中学生レベルのシンプルな英語で問題を解答できます。基本的な文章構造と語彙があれば大丈夫です。試験対策をする際、英作文の練習を同時に行いましょう。今日では、Google翻訳などの便利な翻訳アプリが利用できます。英語で学習することのハードルは決して高くはありません。

まとめ

WSETのレベル3試験は、ワイン愛好家や専門家にとって非常に価値のある資格です。英語で受験することで、英語の苦手意識を克服し、国際的な視野とコミュニケーション力を高めるチャンスをつかみましょう。これは、将来の成功に繋がる一歩です。ぜひ英語での受験を検討してみてください。

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