ボージョレ 練習問題①

WSET L3日本語
ボージョレ 練習問題①ボージョレでは、半炭酸ガス浸漬法や、ゴブレが問題に取り上げられやすいと思いますので、それぞれ説明できるようにしましょう。
ボージョレ 練習問題①
  • ボージョレ・ヌーヴォーが解禁される日はいつですか?
  • 11月の第3木曜日
  • ボージョレ・クリュ地区の土壌について述べなさい。
  • 花崗岩質の土壌。
  • 栄養分が少ない土壌。
  • ボージョレでは、ブドウ品種ガメイを使ってシンプルで軽いワインが造られている。ガメイ種を使って、より複雑で骨格のあるワインを造るにはどのようなブドウ畑が良いか説明しなさい。
  • ガメイは管理を怠ると大量の収穫につながり、できるワインの質が下がる。ブドウは、この地域の北西部の丘陵にある栄養分が少ない花崗岩質の土壌で作られたものがよい。栄養分が少ない土壌では、ブドウの収量が制限され、凝縮された風味のブドウができる。したがって、ワインはより複雑で骨格のあるものになる。
  • 通常、ボージョレではタンニンとボディが軽く、赤いベリー系の果実、キルシュ、バナナ、シナモンのような風味をもつワインが造られる。このスタイルを実現するために、ワイナリーではどのような生産方法を採用しているか述べなさい。
  • 炭酸ガス浸漬法
  • 半炭酸ガス浸漬法
  • 半炭酸ガス浸漬法のプロセスを説明しなさい。
  • タンクいっぱいにブドウを房ごと入れる。上のブドウの重みで底にあるブドウがつぶれて、果汁が出る。周りの自然酵母により果汁が発酵を開始し、炭酸ガスが生じる。炭酸ガスがタンクを満たし、残りのつぶれていないブドウに対して炭酸ガス浸漬作用(細胞内の発酵)が起こる。無傷のブドウが裂けて果汁を放出します。圧搾し、果汁と果皮を離し、酵母によって発酵を完了させる。
  • ワインは果実風味が豊かで口当たりの柔らかいものになる。キルシュ、バナナ、チューイングガム、シナモンのような香辛料の香りをもつ。
  • 伝統的な仕立てであるゴブレ型がどのようなものかを説明しなさい。
  • ゴブレはブッシュ・ヴァインの一つである。
  • ブドウの樹は頭部に短梢を残して剪定され、新梢は垂れ下がらないようにまとめて束ねられる。
  • ブドウの房の通気と日当たりが良くなる。
  • ボジョレーの伝統的な仕立てはゴブレットです。しかし、最近ではブドウの樹を針金に沿って整枝する方法が増えてきています。これの長所と短所について述べなさい。
  • ブドウの樹を針金に沿って整枝することで機械化が可能になり、剪定やブドウの管理が容易になる。
  • 機械化により、殺虫剤や殺菌剤のスプレーが効果的になる。
  • 柵付けにはVSPが使われ、キャノピーマネジメントが容易になり、日照量をコントロールできる。
  • 葉とブドウの通気を良くすることができ、菌類病のリスクを減らすことができる。
  • 費用が高い。ワイヤーや杭などの設置には費用がかかる。
  • 機械収穫は可能でもボジョレーには向かない。炭酸ガス浸漬法のためには手摘みが必要です。
  • 最も優れたワインを生産するボージョレ・クリュを 4 つ挙げなさい。
  • ムーラン・ナ・ヴァン / モルゴン / フルーリ / ブルイイ

おつかれさまでした。以下は飲んでおきたいボジョレーワインです。上の問題にもあったボージョレ・クリュの一つブルイイです。ヌーヴォ以外のボジョレーの魅力を感じてください。

ブルイィ 2021 シャトー カンボン Brouilly Chateau Cambon

ブルイィ 2021 シャトー カンボン

シャトー・カンボンは、自然派の父と呼ばれるマルセル・ラピエールの別ブランド。典型的な花崗岩の土壌。赤系果実の生き生きとしたアロマがあり、ピュアな果実感をもつワインです。

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