ブドウの樹 練習問題①です。12問あります。free
ブドウの樹 練習問題①
- 研究者たちは、つねに新しいブドウ品種の開発に挑戦しています。新しいブドウ品種を開発するメリット、及び開発における大きな課題を述べなさい。
- 一定の気候や土壌条件でより生育する特質を持つブドウ品種のほか、病害に対する耐性を強めた品種や高収穫または高品質をもたらすことができる品種を開発できる。
- 新品種がどのような品質のものになるのかを知る方法はない。
- 非常にコストと時間がかかるプロセス。
- クローンとは何か?
- ある一連の独特の特徴を示す個々のブドウの樹やその集団をクローンと呼ぶ。
- クローン間の違いは少ないことが多い。
- 突然変異が起こることがある。
- クロッシングとは何か?
- 同じ種の両親から新品種が生まれること。
- ブドウ栽培者にとって、ハイブリッドとは何か?ハイブリッドの特徴と、ブドウ畑で利用される利点を述べよ。
- 二つの異なるブドウの種を両親に持つブドウの樹。
- 一般に、少なくとも一つのアメリカ系ブドウの樹を片親に持つ。
- ワイン醸造に使われることは稀。カナダのヴィダルは例外。
- 台木として使われる。
- アメリカ系ブドウの樹を片親に持つ台木には、フィロキセラや線虫に対して耐性がある。
- 一部のハイブリッドの台木は干ばつに対する耐性がある。
- ブドウ栽培者が栽培するブドウをシャルドネからピノ・グリージョに切り替えたい。考えられる二つの方法をあげ、それぞれ方法の利点または欠点を述べよ。
- 畑から全ての植物を取り除き、新しい品種を植えなおす方法
- 時間がかかる。ワイン生産用の果実を収穫できるようになるまで最低3年かかる。
- コストがかかる。新しい台木とブドウの樹が必要です。
- 高接ぎをする
- 今あるブドウの樹は主幹だけ残して、新しい品種を主幹に接ぎ木する。
- 翌年には新しい品種のブドウを収穫できる。
- 台木は不要なため、低コスト。
- 新しい品種は定着している根を使って成長できる。
- 機械式接ぎ木について説明せよ。
- 接ぎ木は台木にヴィティス・ヴィニフェラ種を結合させる技術。
- 専門の育苗場で自動処理される。
- ヴィティス・ヴィニフェラ種と台木になる品種の両方から長梢を少し切り取り、機械で接合する。
- 台木に接合することによって、フィロキセラ、線虫、干ばつに対する耐性を持たせることができる。
- 取り木について説明せよ。
- 取り木はブドウ畑で行われる。
- 長梢を下に曲げ、その一部を地中に埋め、長梢の先端を上向きに地中から出す。
- 埋められた部分が発根し、根が定着したら新しく成長した部分と元の樹をつないでいる長梢を切る。
- フィロキセラのリスクがあるため、現在はほとんど行われない。
- 挿し木について説明せよ。
- ブドウの樹の新梢の一部を切り取って植え、新しいブドウの樹を成長させること。
- ブドウの樹を栽培者に販売する商業的な育苗場で広く使われている。
- ヴィティス・ヴィニフェラ種とは何か?
- ユーラシアの種で、ほぼすべてのワイン醸造に使われる。
- 何千年にわたってワイン造りに使われている種。
- ブドウの樹の芽について説明せよ。
- 芽は葉と新梢の間に形成され、未発達の新梢といえる。
- 形成されると生育期間中に内側で成長する。
- 翌年の新梢、葉、花、巻きひげになるすべての部分のミニチュア版を有する。
- いくつかの例外はあるものの、世界のあらゆるブドウ栽培地域がフィロキセラの問題を抱えています。フィロキセラとはどのようなものか、そしてフィロキセラはどのようにブドウに危害を加えるかを説明しなさい。
- 北アメリカ生まれの虫。
- ヴィティス・ヴィニフェラはこの害虫に対する耐性がない。
- 形態は一年中変化し、ある時期は地中で生き、ブドウの樹の根に寄生する。
- 寄生によってついた損傷から伝染病が侵入する。
- 樹は数年のうちに弱り、最後は枯死する。
- フィロキセラに対処する、唯一の確かな方法を説明しなさい。
- フィロキセラに対して耐性を持つアメリカ種またはハイブリッドを植える。
- ヴィティス・ヴィニフェラは、アメリカ種やハイブリッドの台木に接ぎ木される。
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