『ワイン愛好者必見!コラヴァンのランニングコスト節約術』②

ワイン記事

高圧ガスボンベを使って、コラヴァンのランニングコストを激減させよう

ワインの保存にとても便利なコラヴァンですが、そのランニングコストは非常に高いです。前回は、カプセルを安く購入する方法などを紹介しましたが、今回は更に大幅にコストカットができる方法をお伝えします。それは、カプセルを使わずに高圧ガスボンベを使って、ボンベとコラヴァンをホースで直接繋いでしまうという方法です。高圧ガスボンベを使えば、コストはどれくらいになるのか見てみましょう。(コラヴァンのオフィシャルサイトでは、コラヴァンの専用カプセル以外の使用を推奨しておりません。あくまでも自己責任でお願いします。)

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高圧ガスボンベを使ってみよう

アルゴンの高圧ガスボンベは、ネットでも取り扱いがあり誰でもが取り扱うことができます。また、近所に高圧ガスボンベを取り扱っているガス会社さんがあれば、送料などがかからないためコストが抑えられます。ガスボンベのサイズは数種類ありますが、個人で使うなら3.4L型(500L)が扱いやすいと思います。もちろん、更に大きい10L型(1500L)を選べば更なるコストカットができますので、グラスワインがたくさん出る飲食店などで利用する場合は、10L型(1500L)でも良いと思います。実際のガスの値段は後で詳しく述べますが、実は500Lでも1500Lでもアルゴンの価格はほとんど変わりません。高圧ガスボンベは、買取とレンタルがあり、どちらも一長一短でメリットとデメリットがあります。

レンタルの場合– 初期費用が抑えられる。
– レンタル料がかかる。(月1000円程)
買取の場合– 初期費用が高額になる。
私が問い合わせた会社では、500Lボンベ20000〜35000円程、1500Lボンベ35000〜45000円程でした(ガス充填済)
– 5年ごとに耐圧検査が必要(4000〜8000円程)。
– 再充填の際、1週間ほど時間がかかることがある。飲食店などで連続して使用する場合は、その期間をどうするか考える必要がある。

私は買取を選びましたが、ここは其々の使う頻度や、使い方によって最善の選択は変わってくると思います。

アルゴンガスの価格

近隣のガス会社に2社問い合わせましたが、価格は以下のようになっておりました。ネットで取り扱っている会社もあるので、こちらのサイトも価格の参考になります。A社さん、かなり強気な価格提示ですね…。

A社食品用アルゴン 500L12500円
食品用アルゴン 1500L12500円
B社食品用アルゴン 500L4000円
食品用アルゴン 1500L4500円
食品用アルゴンガス充填費用

私は、問い合わせたガス会社の価格がかなり違ったので、迷わず500L 4000円を選びました。お近くのガス会社によると思いますが、ネット情報などからも、アルゴンガスは500Lで5000円近辺で購入できるようです。

アルゴンガス500Lあったら、どれだけ使えるの?

アルゴンガス500Lと聞いても、それがどれくらい使えるのかピンときませんよね。コラヴァン専用のガスカプセルと比べてみましょう。コラヴァンのカプセルの内容量は6.5gです。アルゴンガス500Lをグラムになおしてみましょう。アルゴンの密度は一般的に1リットルあたり約1.784グラムです。アルゴンガスの密度が1.784 g/Lで、容積が500 Lの場合、計算は次のようになります:

(g)=1.784g/L×500L

答えは892グラムで、なんとコラヴァンカプセル約137本分です。

前回の記事で紹介したeBay でカプセルを購入してもカプセル1本1065円(2023年12月)していましたので、137本分となると14万円以上かかります。それが4000〜5000円で買えるとなると、かなりのコストカットに繋がります。実に価格差は35倍!97%もコストが削減できることになります。

カプセル1本で、ワインボトル3本使えると考えると、カプセル137本分だと、411本分のワインボトルに使えます。ワインボトル1本あたりにかかるガス代は9.7円です。もし、1500Lのガスボンベを導入するならば、上記のB社のように1500Lを4500円で充填してもらって、ワインボトル1本あたりアルゴンガスのコストは3.6円になります!

高圧ガスボンベを導入するにあたって必要なものを用意する

高圧ガスボンベを使うと、アルゴンガスのランニングコストが激減することがわかりました。後は、その高圧ガスボンベと、コラヴァン本体とを繋ぐモノが必要です。必要なものは、圧力調整器、ホース、そしてコラヴァンとホースを繋ぐアダプターです。これには、いくつか選択肢があるので紹介します。

ノーブルサヴェッジさんで購入

まず、手っ取り早いのは、国内でいち早く「コラヴァンアダプターシステム」を販売しているノーブルサヴェッジさんで購入することです。お住まいの近隣のガス会社さんも紹介してくださるらしく、導入のハードルは低そうです。しかし、導入費用は154000円となかなか高額です。コストを下げるために高圧ボンベを使うのに、ガスボンベの費用の上、接続パーツ部分に154000円を支払っていては、損益分岐点がかなり遠そうです。ノーブルサヴェッジさんのサイトの試算では、カプセル1本を1600円で12杯分で計算しておりますが、eBayでカプセルを購入すれば、1本1065円。コラヴァンのオフィシャルサイトでは、カプセル1本で150mlのグラスに15杯(ピボットなら20杯)となっていますので、グラス1杯71円(ピボットの場合53円)ということになります。長く使えばいずれ回収できるとも言えますが、個人的には二の足を踏む価格設定です。ただ、安心感はありそうですので、「安心を買う」という意味では、154000円もアリかもしれません。

eBayで購入

実はeBay でも、同じような「コラヴァンアダプターシステム」が販売されています。

Argon ワインアダプター レギュレーターなし Coravinと互換性あり

こちらの商品なら本体23585円(2023年12月)。送料が6604円ですので、合計30189円です。これに圧力調整器を購入すれば良いだけですので、かなり現実的な値段かと思います。圧力調整器は、高圧ガスボンベを買うガス会社さんに言えば、すぐに買えますし、自分自身で安くで購入することもできます。(私は6000円程で買いました)

アメリカから個人販売の商品を購入するので、少し不安もありますが販売実績のレビューを見る限り信頼できそうです。念のため日本でも使えるか問い合わせてみたところ、既に日本にも多く販売しており、問題なく使えていると回答がありました。

私は日本に100 個以上のアダプターを販売してきました。
(日本で)適合するアダプターサイズが見つけることができます。誰も問題があったとは言ってきていません。

同じ出品者さんが、圧力調整器付きの商品も販売しておりますが、この圧力調整器は日本のガスボンベの接続口金サイズに合わないので、購入しない方が良いです。購入するなら、圧力調整器なしで、圧力調整器は日本で用意するようにしましょう。

自作する

上記と同じようなアダプターの作り方を公開してくれているサイトもあります。英語サイトですが、翻訳アプリやChat GPTを使えば、すぐに日本語に変換できます。私は、個人的にはコレを挑戦したかったのですが、ねじ切りダイスなどは使ったことがなく、馴染みがないのでハードルが高く感じました。ただ、手順は少ないので、このあたりの工作が得意な方はすぐに作れるのではないかと思いました。

DIY Coravin gas bottle adapter

メルカリで購入
接続ホースセット コラヴァン(Coravin)と高圧ガスボンベを繋げる

アダプターシステムと呼べるほどのモノではないですが、同じような役割を果たしてくれる商品がメルカリでも出品されています。10000円でコスト的には1番安いです。こちらも圧力調整器は自分で用意する必要がありますが、それはガス会社さんに言えばボンベと一緒に用意もしてくれるので問題はないと思います。検索で「コラヴァン 高圧ガスボンベ」あたりで、ヒットすると思います。

私の選択は?

最初は自作しようと思いましたが、工具の準備から必要で予想以上に手間取りそうなので断念しました。154000円は高すぎるのでナシです。eBay とメルカリで悩みましたが、最終、一番安いメルカリで購入しました。現在、実際に使っておりますが問題なく使えており、今ではアルゴンのコストはほぼ気にする必要がなくなりました。

コラヴァンと高圧ガスボンベを接続するホースセットですが、構造がわかってしまえば、自分でも再現できると思いました。自分で作れば10000円すらかかりません。という事で、次回は、有料会員限定の記事で「手作りで高圧ガスボンベとコラヴァンを繋ぐ方法」を紹介したいと思います。

これまでのまとめ

コラヴァンのカプセルを使い続けるなら、eBay で購入するのが1番安くなります。円安の影響を受けながら、送料を払ってでも、1番安いので驚きですね。

高圧ガスボンベを使うとランニングコストは97%ダウン!この価格差はかなり大きいです。

近隣のガス屋さんに問い合わせて、ガスボンベをレンタルか購入し、圧力調整器を買い、メルカリでそれを繋ぐホースを買ってコラヴァンと繋ぐだけです。私はガスボンベを購入したので、ガスボンベ代で20000円程かかりましたが、レンタルにすると導入費用は更に下がります。

今回かかった費用
アルゴン入りガスボンベ500L購入20900円(税込)
ガスボンベの送料近所のガス会社だったので無料
圧力調整器5980円(送料込)
ホース類 10000円(送料込)
合計36880円
これでワインボトル400本以上使える計算です。

初期費用も抑えて、ランニングコストも抑えることができました。この先アルゴンを使いきった時にかかる費用は、充填費用の4000円のみです。コラヴァンをよく利用する方には、とてもお勧めです。特に飲食店などでグラスワインを豊富に扱いたい場合には、絶対と言って良いほどお勧めです。それでは、今回はここまでです。最後まで読んでくださってありがとうございました。

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